13.2. 事前にパッケージ化されたスクリプト
Red Hat は、ボリュームの起動時に Samba (SMB) 共有をエクスポートするスクリプトを提供し、ボリュームを停止したときに共有を削除するスクリプトを提供します。これらのスクリプトは、
/var/lib/glusterd/hooks/1/start/post
および /var/lib/glusterd/hooks/1/stop/pre
で利用できます。デフォルトでは、スクリプトは有効です。
以下のコマンドを使用してボリュームを起動すると、以下のようになります。
# gluster volume start VOLNAME
S30samba-start.sh
スクリプトは、以下を実行します。
- Samba 共有設定の詳細を
smb.conf
ファイルに追加します。 - FUSE を介してボリュームをマウントし、同じ場合は
/etc/fstab
のエントリーを追加します。 - Samba を再起動して、更新された設定で実行します。
以下のコマンドを使用してボリュームを停止すると、以下のようになります。
# gluster volume stop VOLNAME
S30samba-stop.sh
スクリプトは、以下を実行します。
smb.conf
ファイルから、ボリュームの Samba 共有の詳細を削除します。- FUSE マウントポイントをアンマウントし、
/etc/fstab
で対応するエントリーを削除します。 - Samba を再起動して、更新された設定で実行します。