17.7.2. クライアントからの情報の収集


statedump サブコマンドは、トラブルシューティングに役立つ内部変数や、トラブルシューティングに役立つその他の情報など、指定されたプロセスの現在の状態の詳細を記述します。
libgfapi を使用してクライアント側プロセスの statedump を生成するには、libgfapi アプリケーションに接続されている gluster ノードで以下のコマンドを実行します。
# gluster volume statedump VOLNAME client hostname:pid
重要
NFS Ganesha または Samba サービスのいずれかを使用していて、そのクライアントの状態を確認する必要がある場合は、hostname ではなく localhost を使用してください。以下に例を示します。
# gluster volume statedump VOLNAME client localhost:pid
glusterfs fuse マウントプロセスの状態を取得する必要がある場合は、そのプロセスのプロセス識別子を使用して以下のコマンドを実行できます。
# kill -SIGUSR1 pid
重要
gfapi ベースのアプリケーションがあり、そのクライアントの状態を確認する必要がある場合は、gfapi アプリケーションを実行しているユーザーが gluster グループのメンバーであることを確認します。たとえば、gfapi アプリケーションがユーザー qemu により実行される場合は、以下のコマンドを実行して qemu が gluster グループに追加されていることを確認します。
# usermod -a -G gluster qemu
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