6.3.3.2.4. ganesha-ha.conf ファイルの作成


ganesha-ha.conf.sample は、Red Hat Gluster Storage のインストール時に /etc/ganesha に作成します。ファイルの名前を ganesha-ha.conf に変更し、お使いの環境に応じて変更を加えます。
  1. /var/run/gluster/shared_storage に nfs-ganesha という名前のディレクトリーを作成します。
    注記
    3.5 Batch Update 3 のリリースにより、共有ストレージのマウントポイントが /var/run/gluster/ から /run/gluster/ に変更されました。
  2. ganesha.conf ファイルおよび ganesha ファイルを /etc/ganesha から /var/run/gluster/shared_storage/nfs-ganesha にコピーします。
ganesha-ha.conf のサンプルファイル:
# Name of the HA cluster created.
# must be unique within the subnet
HA_NAME="ganesha-ha-360"
#
#
# You may use short names or long names; you may not use IP addresses.
# Once you select one, stay with it as it will be mildly unpleasant to clean
# up if you switch later on. Ensure that all names - short and/or long - are in
# DNS or /etc/hosts on all machines in the cluster.
#
# The subset of nodes of the Gluster Trusted Pool that form the ganesha HA
# cluster. Hostname is specified.
HA_CLUSTER_NODES="server1.lab.redhat.com,server2.lab.redhat.com,..."
#
# Virtual IPs for each of the nodes specified above.
VIP_server1="10.0.2.1"
VIP_server2="10.0.2.2"
#VIP_server1_lab_redhat_com="10.0.2.1"
#VIP_server2_lab_redhat_com="10.0.2.2"
....
....
注記
  • Pacemaker は、仮想 IP の作成を処理し、インターフェースを割り当てます。
  • 仮想 IP が同じネットワーク範囲にあることを確認します。
  • HA_CLUSTER_NODES がホスト名として指定されていることを確認します。IP アドレスを使用すると、クラスタリングに失敗します。
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