57.2. overcloud backup
オーバークラウドのバックアップを作成します。
使用方法
openstack overcloud backup [--init [INIT]] [--setup-nfs] [--setup-rear]
[--setup-ironic] [--cron]
[--inventory INVENTORY]
[--storage-ip STORAGE_IP]
[--extra-vars EXTRA_VARS]
| 値 | 概要 |
|---|---|
| --init [INIT] | rear、nfs、または ironic を引数として使用し、バックアップの環境を初期化します。これは、パッケージのインストールと設定された ReaR サーバーまたは NFS サーバーを確認します。デフォルトは rear です (例:--init rear)。警告: このフラグは非推奨となり、--setup-rear、--setup- nfs、および --setup-ironic に置き換えられます。 |
| --setup-nfs | ansible インベントリーのホストの BackupNode に必要なパッケージおよび設定をインストールするバックアップノードで、nfs サーバーを設定します。 |
| --setup-rear | ReaR をインストールおよび設定するオーバークラウド コントローラー ホストに rear をセットアップします。 |
| --setup-ironic | ironic で ReaR をインストールおよび設定するオーバークラウド コントローラー ホストで rear を設定します。 |
| --cron | デフォルトで日曜日の午前 0 時にバックアップを実行する新しい cron ジョブをセットアップしますが、これは tripleo_backup_and_restore_cron extra-var を使用してカスタマイズできます。 |
| --inventory INVENTORY | tripleo-ansible- inventory コマンドで生成された tripleo インベントリーファイル。デフォルトは /root/config- download/overcloud/tripleo-ansible-inventory.yaml です。 |
| --storage-ip STORAGE_IP | storage ip は、ストレージサーバーの ip を指定することのできるオプションのパラメーターで、デフォルトのアンダークラウドを上書きします。警告: このフラグは非推奨となり、--extra-vars が優先されるため、この変数やその他の変数を渡すことができます。 |
| --extra-vars EXTRA_VARS | 追加の変数を dict または JSON または YAML ファイルタイプの絶対パスとして設定します。例:--extra-vars {"key": "val", "key2": "val2"} 例: --extra-vars /path/to/my_vars.yaml 例: --extra-vars /path/to/my_vars.json渡すことのできる変数の詳細は、https://opendev.org/openstack/tripleo-ansible/src/branch/master/tripleo_ansible/roles/backup_and_restore/defaults/main.yml を参照してください。 |
