4.3. Ext2 ファイルシステムへの復元
ext2 ファイルシステムに戻すには、以下の手順に従います。
分かりやすくするため、本セクションのコマンド例は、ブロックデバイスに以下の値を使用します。
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
手順4.1 ext3 から ext2 に戻す
- root としてログインし、パーティションをアンマウントして以下を入力します。
umount /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
# umount /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 以下のコマンドを入力して、ファイルシステムの種類を ext2 に変更します。
tune2fs -O ^has_journal /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
# tune2fs -O ^has_journal /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 以下のコマンドを入力して、パーティションでエラーの有無を確認します。
e2fsck -y /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
# e2fsck -y /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 次に、以下を入力して ext2 ファイルシステムとしてパーティションを再度マウントします。
mount -t ext2 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 /mount/point
# mount -t ext2 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 /mount/point
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow /mount/point をパーティションのマウントポイントに置き換えます。注記.journal
ファイルがパーティションのルートレベルに存在する場合は、これを削除します。
パーティションを ext2 に永続的に変更するには、
/etc/fstab
ファイルを更新することを忘れないでください。そうしないと、起動後に元に戻されます。