7.9. 現在および将来のカーネルのデフォルトカーネルオプションの変更
kernelopts
変数を使用すると、現在および将来のカーネルのデフォルトカーネルオプションを変更できます。
手順
kernelopts
変数を使用してカーネルパラメーターをリスト表示します。# grub2-editenv - list | grep kernelopts kernelopts=root=/dev/mapper/rhel-root ro crashkernel=auto resume=/dev/mapper/rhel-swap rd.lvm.lv=rhel/root rd.lvm.lv=rhel/swap rhgb quiet
カーネルのコマンドラインパラメーターを変更します。パラメーターを追加、削除、または変更できます。たとえば、
debug
パラメーターを追加するには、次のように入力します。# grub2-editenv - set "$(grub2-editenv - list | grep kernelopts) <debug>"
オプション: 新しく追加したパラメーターが
kernelopts
に追加されていることを確認します。# grub2-editenv - list | grep kernelopts kernelopts=root=/dev/mapper/rhel-root ro crashkernel=auto resume=/dev/mapper/rhel-swap rd.lvm.lv=rhel/root rd.lvm.lv=rhel/swap rhgb quiet debug
- システムを再起動して、変更を有効にします。
注記
代わりに、grubby
コマンドを使用して、現在および将来のカーネルに引数を渡すこともできます。
# grubby --update-kernel ALL --args="<PARAMETER>"