8.2. 起動可能なカーネルのリストを非表示にする
システムの起動時に GRUB が起動可能なカーネルのリストを表示しないようにすることができます。
手順
/etc/default/grub
ファイルでGRUB_TIMEOUT_STYLE
オプションを次のように設定します。GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden
変更を有効にするために
grub.cfg
ファイルを再ビルドします。BIOS ベースのマシンで、次のように入力します。
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
UEFI ベースのマシンでは、次のように入力します。
# grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg
- 起動時に Esc キーを押すと、起動可能なカーネルのリストが表示されます。
重要
/etc/default/grub
ファイルで GRUB_TIMEOUT
を 0 に設定して、起動可能なカーネルのリストを非表示にしないでください。このように設定すると、システムが常にデフォルトのメニューエントリーで直ちに起動し、デフォルトのカーネルが起動に失敗した場合に、以前のカーネルを起動することができなくなります。