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18.5. 対応しているデフォルトの障害応答

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デフォルトでは、kdump がコアダンプを作成できない場合、オペレーティングシステムが再起動します。ただし、コアダンプをプライマリーターゲットに保存できない場合は、kdump が別の操作を実行するように設定できます。

表18.5 kdump の障害応答
オプション説明

dump_to_rootfs

root ファイルシステムにコアダンプの保存を試行します。ネットワーク上のダンプ出力先と併用する場合に特に便利なオプションです。ネットワーク上のダンプ出力先にアクセスできない場合、ローカルにコアダンプを保存するよう kdump の設定を行います。システムは、後で再起動します。

reboot

システムを再起動します。コアダンプは失われます。

halt

システムを停止します。コアダンプは失われます。

poweroff

システムの電源を切ります。コアダンプは失われます。

shell

initramfs 内から shell セッションを実行して、ユーザーが手動でコアダンプを記録できるようにします。

final_action

kdump の成功後、または shell または dump_to_rootfs の失敗アクションの完了時に、reboothalt および poweroff アクションなどの追加の操作を有効にします。デフォルトの final_action オプションは reboot です。

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