15.11. 暗号化されたディスクがあるシステムでの kdump の実行
LUKS で暗号化されたパーティションをマウントするには、一定量のメモリー容量が必要です。システムにこの利用可能なメモリーが不足している場合、cryptsetup ユーティリティーはパーティションのマウントに失敗します。その結果、2 番目のカーネルは vmcore ファイルを暗号化されたターゲットにキャプチャーすることができません。
必要なメモリー量を推定するには、kdumpctl estimate コマンドを使用してください。このコマンドは、現在のカーネルサイズ、カーネルモジュール、initramfs、および LUKS の要件に基づいて、推奨される crashkernel の 値を表示します。
推奨の crashkernel 値は、現在のカーネルサイズ、カーネルモジュール、initramfs、および暗号化したターゲットメモリー要件に基づいて計算されます。
カスタムの crashkernel= オプションを使用している場合、kdumpctl estimate は LUKS required size 値を出力します。この値は、LUKS 暗号化ターゲットに必要なメモリーサイズです。
手順
crashkernel=の推定値を出力します。# *kdumpctl estimate*Encrypted kdump target requires extra memory, assuming using the keyslot with minimum memory requirement Reserved crashkernel: 256M Recommended crashkernel: 652M Kernel image size: 47M Kernel modules size: 8M Initramfs size: 20M Runtime reservation: 64M LUKS required size: 512M Large modules: <none> WARNING: Current crashkernel size is lower than recommended size 652M.-
crashkernel=の値を増やして、必要なメモリー量を設定します。 - システムを再起動します。
それでも kdump がダンプファイルを暗号化したターゲットに保存できない場合は、必要に応じて crashkernel= を増やしてください。