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6.5. デバッグシェルのブート

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systemd デバッグシェルは、起動プロセスの非常に早い段階でシェルを提供します。デバッグシェルに入ったら、systemctl list-jobssystemctl list-units などの systemctl コマンドを使用して、systemd 関連の起動問題の原因を検索できます。

手順

  1. GRUB ブート画面で、e キーを押して編集します。
  2. Linux 行の末尾に次のパラメーターを追加します。

    systemd.debug-shell
    レスキューモードでの起動
  3. 必要に応じて、デバッグ オプションを追加します。

    注記

    カーネルコマンドラインに debug オプションを追加すると、ログメッセージの数が増加します。systemd では、カーネルコマンドラインオプションの debug が、systemd.log_level=debug のショートカットになりました。

  4. Ctrl+x を押して、デバッグシェルを起動します。
警告

デバッグシェルを使用するには認証が必要ないため、デバッグシェルを永続的に有効にすることにはセキュリティー上のリスクがあります。デバッグシェルは、デバッグセッションが終了したときに無効にしてください。

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