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14.3. CLI を使用した USB デバイスのブロックと許可

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ターミナルで usbguard コマンドを使用すると、USB デバイスを許可およびブロックするように USBGuard を設定できます。

前提条件

  • usbguard サービスがインストールされており、実行している。

手順

  1. USBGuard が認識する USB デバイスのリストを表示します。以下に例を示します。

    # usbguard list-devices
    1: allow id 1d6b:0002 serial "0000:00:06.7" name "EHCI Host Controller" hash "JDOb0BiktYs2ct3mSQKopnOOV2h9MGYADwhT+oUtF2s=" parent-hash "4PHGcaDKWtPjKDwYpIRG722cB9SlGz9l9Iea93+Gt9c=" via-port "usb1" with-interface 09:00:00
    ...
    6: block id 1b1c:1ab1 serial "000024937962" name "Voyager" hash "CrXgiaWIf2bZAU+5WkzOE7y0rdSO82XMzubn7HDb95Q=" parent-hash "JDOb0BiktYs2ct3mSQKopnOOV2h9MGYADwhT+oUtF2s=" via-port "1-3" with-interface 08:06:50
  2. デバイス <6> がシステムと対話することを許可します。

    # usbguard allow-device <6>
  3. デバイス <6> の許可を解除し、デバイスを削除します。

    # usbguard reject-device <6>
  4. デバイス <6> の許可を解除し、デバイスを保持します。

    # usbguard block-device <6>
注記

USBGuard では、block および reject は以下の意味で使用されます。

block
今はこのデバイスと対話しません。
reject
このデバイスは存在しないものとして無視します。

関連情報

  • usbguard(1) の man ページ
  • usbguard --help コマンド
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