11.10. augenrules の無効化
augenrules
ユーティリティーを無効にするには、以下の手順に従います。これにより、Audit が /etc/audit/audit.rules
ファイルで定義されたルールを使用するように切り替えます。
手順
/usr/lib/systemd/system/auditd.service
ファイルを/etc/systemd/system/
ディレクトリーにコピーします。# cp -f /usr/lib/systemd/system/auditd.service /etc/systemd/system/
任意のテキストエディターで
/etc/systemd/system/auditd.service
ファイルを編集します。以下に例を示します。# vi /etc/systemd/system/auditd.service
augenrules
を含む行をコメントアウトし、auditctl -R
コマンドを含む行のコメント設定を解除します。#ExecStartPost=-/sbin/augenrules --load ExecStartPost=-/sbin/auditctl -R /etc/audit/audit.rules
systemd
デーモンを再読み込みして、auditd.service
ファイルの変更を取得します。# systemctl daemon-reload
auditd
サービスを再起動します。# service auditd restart
関連情報
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augenrules(8)
およびaudit.rules(8)
の man ページ - Auditd サービスの再起動により、/etc/audit/audit.rules に加えられた変更が上書きされる (Red Hat ナレッジベース)