11.7. 永続的な Audit ルールの定義
再起動後も持続するように Audit ルールを定義するには、/etc/audit/rules.d/audit.rules
ファイルに直接追加するか、/etc/audit/rules.d/
ディレクトリーにあるルールを読み込む augenrules
プログラムを使用する必要があります。
auditd
サービスを開始すると、/etc/audit/audit.rules
ファイルが生成されることに注意してください。/etc/audit/rules.d/
のファイルは、同じ auditctl
コマンドライン構文を使用してルールを指定します。ハッシュ記号 (#) に続く空の行とテキストは無視されます。
また、auditctl
コマンドは、以下のように -R
オプションを使用して指定したファイルからルールを読み込むのに使用することもできます。
# auditctl -R /usr/share/audit/sample-rules/30-stig.rules