25.19. Stratis ファイルシステムの永続的なマウント
この手順では、Stratis ファイルシステムを永続的にマウントして、システムが起動した後に自動的に利用できるようにします。
前提条件
- Stratis がインストールされている。Stratis のインストール を参照してください。
-
stratisd
サービスを実行している。 - Stratis ファイルシステムを作成している。Stratis ファイルシステムの作成 を参照してください。
手順
ファイルシステムの UUID 属性を調べます。
$ lsblk --output=UUID /dev/stratis/my-pool/my-fs
以下に例を示します。
例25.2 Stratis ファイルシステムの UUID の表示
$ lsblk --output=UUID /dev/stratis/my-pool/fs1 UUID a1f0b64a-4ebb-4d4e-9543-b1d79f600283
このマウントポイントのディレクトリーがない場合は、作成します。
# mkdir --parents mount-point
root で
/etc/fstab
ファイルを編集し、ファイルシステムに行を追加します (UUID で識別されます)。xfs
をファイルシステムのタイプとして使用し、x-systemd.requires=stratisd.service
オプションを追加します。以下に例を示します。
例25.3 /etc/fstab の /fs1 マウントポイント
UUID=a1f0b64a-4ebb-4d4e-9543-b1d79f600283 /fs1 xfs defaults,x-systemd.requires=stratisd.service 0 0
システムが新しい設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。
# systemctl daemon-reload
ファイルシステムをマウントして、設定が機能することを確認します。
# mount mount-point
関連情報