7.6. トラブルシューティング


すべての監視関連の活動は RHN Web サイトを通じて行われますが、Red Hat は、エラーの原因を特定するのに役立ついくつかのコマンドライン診断ツールへのアクセスを提供します。これらのツールを使用するには、nocpulse 監視を行う RHN サーバーのユーザー。
最初に root として RHN サーバーにログインします。次のコマンドを使用してユーザー nocpulse に切り替えます。
su - nocpulse
このセクションの残りの部分で説明されている診断ツールを使用できるようになりました。

7.6.1. rhn-catalog でプローブを調べる

プローブを完全にトラブルシューティングするには、最初にそのプローブ ID を取得する必要があります。この情報は、RHN サーバー上で rhn-catalognocpulse ユーザーとして実行します。出力は次のようになります。
2 ServiceProbe on example1.redhat.com (199.168.36.245): test 2
3 ServiceProbe on example2.redhat.com (199.168.36.173): rhel2.1 test
4 ServiceProbe on example3.redhat.com (199.168.36.174): SSH
5 ServiceProbe on example4.redhat.com (199.168.36.175): HTTP
プローブ ID は最初の数字で、プローブ名 (RHN Web サイトに入力されたもの) は行の最後のエントリーです。上記の例では、5 プローブ ID は HTTP という名前のプローブに対応します。
さらに、次のように --commandline (-cn) および --dump (-d) オプションをプローブ ID とともに rhn-catalog に渡して、プローブに関する追加の詳細を取得することができます。
rhn-catalog --commandline --dump 5 
--commandline オプションは、プローブに設定されたコマンドパラメーターを生成しますが、--dump は、アラートのしきい値、通知間隔、メソッドなど、その他すべてを取得します。
上記のコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。
5 ServiceProbe on example4.redhat.com (199.168.36.175 ):
linux:cpu usage
 Run as: Unix::CPU.pm --critical=90 --sshhost=199.168.36.175
--warn=70 --timeout=15 --sshuser=nocpulse
--shell=SSHRemoteCommandShell --sshport=4545
ID を取得したので、これを rhn-rhnprobe で使用してプローブの出力を調べます。手順は、rhn-runprobe の出力の表示」 を参照してください。
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