C.8.5. Network Services::Ping
Network Services::Ping プローブは、RHN サーバーが監視対象システムまたは指定された IP アドレスに ping できるかどうかを判断します。また、パケット損失をチェックし、ラウンドトリップの平均を警告およびクリティカルのしきい値レベルと比較します。必須の パケット送信 値により、システムに送信される ICMP ECHO パケットの数を制御できます。このプローブは、次のメトリックを収集します。
- Round-Trip Average — ICMP ECHO パケットが監視対象システムとの間を移動するのにかかる時間 (ミリ秒単位)。
- Packet Loss — 転送中に失われたデータの割合。
オプションではありますが、IP アドレス フィールドは、複数の IP アドレスを持つシステムのメトリックを収集する際に役立ちます。たとえば、システムが複数の仮想 IP アドレスで設定されているか、ネットワークアドレス変換 (NAT) を使用して内部および外部 IP アドレスをサポートしている場合、このオプションを使用して、ホスト名に関連付けられたプライマリーアドレスではなく、セカンダリー IP アドレスを確認できます。
このプローブは、監視対象のシステムではなく、RHN サーバーから ping を実行することに注意してください。IP アドレスフィールドへの入力は、システムと指定された IP アドレス間の接続をテストするのではなく、RHN サーバーと IP アドレス間の接続をテストします。したがって、異なるシステムで Ping プローブに同じ IP アドレスを入力すると、まったく同じタスクが実行されます。監視対象システムから個々の IP アドレスに ping を実行するには、代わりにリモート Ping プローブを使用します。「Network Services::Remote Ping」 を参照してください。
フィールド | 値 |
---|---|
IP Address (defaults to system IP) | |
Packets to send* | 20 |
Timeout* | 10 |
Critical Maximum Round-Trip Average | |
Warning Maximum Round-Trip Average | |
Critical Maximum Packet Loss | |
Warning Maximum Packet Loss |