8.2.2.3. クライアントの設定
クライアントシステムを Red Hat Network に登録する前の最後のステップは、RHN アプリケーションを再設定して新しい SSL 証明書を使用し、RHN Satellite Server から更新を取得することです。これらの変更は両方とも、登録および更新機能を提供する Red Hat Update Agent の設定ファイルを編集することで行うことができます。
各クライアントシステムで次の手順に従います。
- root として、システムの RHN 設定ディレクトリーに移動します。Solaris の場合、フルパスは
/opt/redhat/rhn/solaris/etc/sysconfig/rhn/
です。 - テキストエディターで
up2date
設定ファイルを開きます。 serverURL
エントリーを見つけて、その値を RHN Satellite Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) に設定します。serverURL[comment]=Remote server URL serverURL=https://your-satellite.example.com/XMLRPC
noSSLServerURL
値をサテライトに設定することで、SSL がオフの場合でもアプリケーションが RHNSatellite Server を参照するようにします。noSSLServerURL[comment]=Remote server URL without SSL noSSLServerURL=http://your-satellite.example.com/XMLRPC
up2date
設定ファイルを開いたままにして、sslCACert
エントリーを見つけ、その値を で説明されている SSL 証明書の名前と場所に設定します。「クライアント SSL 証明書の展開」、例えば:sslCACert[comment]=The CA cert used to verify the ssl server sslCACert=/opt/redhat/rhn/solaris/usr/share/rhn/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT
クライアントシステムは、Red Hat Network に登録し、Satellite で管理する準備が整いました。