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11.2. IBM eServer System p と System i の準備

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IBM eServer System p システムおよび IBM eServer System i システムには、パーティション設定、仮想デバイスまたはネイティブデバイス、およびコンソールに関する多くのオプションが導入されました。システムの両方のバージョンで同じカーネルが使用され、システム設定によっては同じオプションが多数利用可能です。
パーティションが分割されていないシステムの p システムを使用している場合は、インストール前の設定は必要ありません。HVSI シリアルコンソールを使用するシステムの場合には、コンソールを T2 シリアルポートに接続します。
パーティションが設定されたシステムを使用する場合、IBM System p または IBM System のいずれでも、パーティションを作成してインストールを開始する手順をほとんど同じです。HMC でパーティションを作成し、CPU、メモリーのリソース、SCSI、イーサネットのリソースなどを適宜割り当てます。仮想、ネイティブいずれでも構いません。HMC のパーティション作成ウィザードを使用すると手順を追って作成することができます。
パーティションの作成に関する詳細は、オンラインで利用可能な 『Linux 論理パーティションの設定 の』 IBM の Infocenter アーティクル( http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/eserver/v1r3s/index.jsp?topic=/iphbi/iphbikickoff.htm)を参照してください。
ネイティブではなく仮想の SCSI リソースを使用する場合には、まず先に仮想 SCSI によるパーティションへのリンクを設定してから、仮想 SCSI 提供のパーティション自体を設定してください。HMC で仮想 SCSI クライアントとサーバーのスロット間にリンクを作成します。使用しているモデルおよびオプションに応じて、AIX または i5/OS のいずれかで仮想 SCSI サーバーを設定できます。
IBM Redbooks やその他のオンラインリソースを含む仮想デバイスの使用方法は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/eserver/v1r3s/index.jsp?topic=/iphbi/iphbirelated.htmを参照してください。
仮想化 eServer i5 の詳細は、IBM Redbook SG24-6388-01、『Implementing POWER Linux on IBM System i Platform』 を参照してください。これには、http://www.redbooks.ibm.com/redpieces/abstracts/sg246388.html?Openからアクセスできます。
システムの設定が完了したら、HMC からアクティベートするか電源をオンにする必要があります。実行するインストールのタイプによっては、システムをインストールプログラムで正しく起動するように SMS を設定する必要がある場合があります。
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