17.6. FTP 経由でのインストール
FTP ダイアログは、FTP サーバーからインストールする場合(つまり、Prompt
method
起動オプションを使用し、Installation Method ダイアログで を選択した場合)にのみ適用されます。このダイアログでは、Red Hat Enterprise Linux のインストール元となる FTP サーバーを特定できます。repo=ftp
起動オプションを使用している場合は、サーバーおよびパスをすでに指定しています。
図17.3 FTP 設定ダイアログ
[D]
インストール元の FTP サイトの名前または IP アドレスと、アーキテクチャーの
バリアント/
ディレクトリーを含むディレクトリーの名前を入力します。たとえば、FTP サイトにディレクトリー /mirrors/redhat/arch/バリアント;/
が含まれている場合は、/mirrors/redhat/ arch/
を入力します( arch は、i386、ia64、ppc、s390x など)、インストールするバリアントです。すべてが正しく指定されている場合は、ファイルがサーバーから取得されていることを示すメッセージボックスが表示されます。
次に、ようこそ ダイアログが表示されます。
注記
すでにサーバーにコピーした ISO イメージを使用することで、ディスク容量を節約できます。これを行うには、ループバックでマウントすることにより、ISO イメージを使用して Red Hat Enterprise Linux を 1 つのツリーにコピーします。各 ISO イメージについて以下を実行します。
mkdir ディスクX
mount -o loop RHEL5-discX.iso discX
X を対応するディスク番号に置き換えます。