2.4.2. インストールブート CD-ROM の作成
isolinux (Itanium システムには利用できません)は、Red Hat Enterprise Linux インストール CD の起動に使用されます。独自の CD-ROM を作成してインストールプログラムを起動するには、以下の手順に従います。
以下のコマンドを使用して、
isolinux/
ディレクトリーを Red Hat Enterprise Linux DVD または CD #1 から一時ディレクトリー(ここでは < path-to-workspace
> と呼びます)にコピーします。
cp -r <path-to-cd>/isolinux/
<path-to-workspace>
ディレクトリーを、作成した
<path-to-workspace>
; ディレクトリーに移動します。
cd <path-to-workspace>
コピーしたファイルに適切なパーミッションがあることを確認します。
chmod u+w isolinux/*
最後に、以下のコマンドを実行して ISO イメージファイルを作成します。
mkisofs -o file.iso -b isolinux.bin -c boot.cat -no-emul-boot \ -boot-load-size 4 -boot-info-table -R -J -v -T isolinux/
注記
上記のコマンドは、印刷目的でのみ 2 行に分割されました。このコマンドを実行する場合は、必ず 1 つのコマンドとして入力し、すべて同じ行に入力します。
作成される ISO イメージ(名前は
file.iso
)を、通常通り < path-to-workspace
>)に書き込みます。