5.3. Red Hat Enterprise Linux の新規インストールで KVM をインストール
このセクションは Red Hat Enterprise Linux の新規インストールの一部として仮想化ツールと KVM の インストールを説明しています。
注記
『インストールガイド』(redhat.com から入手可能)は Red Hat Enterprise Linux のインストールの詳細を取り扱います。
重要
有効なインストール番号が無いとインストール中に仮想化パッケージを選択できません。
- Red Hat Enterprise Linux のインストール CD-ROM、DVD、あるいは PXE から 対話式の Red Hat Enterprise Linux インストールを開始します。
- プロンプトが出たら、有効なインストール番号を入力して、仮想化と他の高度なプラットフォーム パッケージへのアクセス権を受理するようにします。
- パッケージ選択のステップまで他のステップを完了して下さい。仮想化(Virtualization) パッケージグループを選択して、 今、カスタマイズする(Customize Now) ラジオボタンを選択します。
- KVM パッケージグループを選択します。Virtualization パッケージグループを選択解除します。これでインストールのために KVM hypervisor、
virt-manager
、libvirt
、及びvirt-viewer
を選ぶことになります。 パッケージをカスタマイズ(必要な場合)
他の仮想化パッケージが必要な場合は、Virtualization グループを カスタマイズします。閉じる をクリックしてから、次 を クリックしてインストールを継続します。
重要
仮想化パッケージに更新を受け取るには、有効な RHN 仮想化のエンタイトルメントが 必要です。
キックスタートファイルで KVM パッケージをインストール
このセクションは KVM hypervisor パッケージを用いた Red Hat Enterprise Linux をインストールをするためのキックスタートファイルの使用法を説明します。 キックスタートファイルは、各個別のシステム用にユーザーの手動インストール無しで大規模な 自動化インストールを可能にします。このセクション内のステップは、仮想化パッケージを持つ Red Hat Enterprise Linux のインストールの為にユーザーが キックスタートファイルの作成とその使用をするためのお手伝いをします。
使用するキックスタートファイルの
%packages
セクションで、以下のパッケージグループを追記します:
%packages @kvm
キックスタートファイルに関する詳細情報は Red Hat のウェブサイト:redhat.com にある 『インストールガイド』 をご覧下さい。