30.5. ログを使用したトラブルシューティング
Xen のインストール問題に遭遇した時には、ホストシステムの二つのログを参照して、トラブルシューティングに役立てることができます。
xend.log
ファイルには、xm log
コマンドを実行する時と同じ基本情報があります。このログは /var/log/
ディレクトリにあります。カーネルを実行してドメインを作成するためのログエントリの例を以下にしめします:
[2006-12-27 02:23:02 xend] ERROR (SrvBase: 163) op=create: Error creating domain: (0, 'Error') Traceback (most recent call list) File "/usr/lib/python2.4/site-packages/xen/xend/server/SrvBase.py" line 107 in_perform val = op_method (op,req) File "/usr/lib/python2.4/site-packages/xen/xend/server/SrvDomainDir.py line 71 in op_create raise XendError ("Error creating domain: " + str(ex)) XendError: Error creating domain: (0, 'Error')
もう1つのログファイル、
xend-debug.log
は、システム管理者に非常に役に立ちます。これには、 xend.log
以上の詳細情報が含まれています。以下に同じカーネルドメイン作成問題についての同じエラーデータを示します:
ERROR: Will only load images built for Xen v3.0 ERROR: Actually saw: GUEST_OS=netbsd, GUEST_VER=2.0, XEN_VER=2.0; LOADER=generic, BSD_SYMTAB' ERROR: Error constructing guest OS
カスタマサポートに連絡する場合、技術サポートスタッフと通信する時に常にこれらの両方のログファイルコピーを含めて下さい。