28.12. 非常にセキュアな ftpd
vsftpd
は para-virtualized ゲストの インストールツリー(例えば、Red Hat Enterprise Linux 5 のレポジトリ)又は他のデータ へのアクセスを提供します。サーバーのインストール時に vsftpd
を インストールしていない場合は、インストールメディアの Server
ディレクトリから RPM パッケージを取得して、rpm -ivh vsftpd*.rpm
を 使用してインストールできます(RPM パッケージは作業中のディレクトリになければならないことに 注意して下さい)。
vsftpd
を設定するには、vipw
を 使用して/etc/passwd
を編集することにより、ftp ユーザーのホームディレクトリを para-virtualized ゲストのインストールツールの保存先となるディレクトリに変更します。ftp ユーザー用の エントリのサンプルは以下のようになります:ftp:x:14:50:FTP User:/xen/pub:/sbin/nologin
chkconfig --list vsftpd
を使用して、vsftpd
が 有効になっていないことを確認します:$ chkconfig --list vsftpd vsftpd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off
chkconfig --levels 345 vsftpd on
を実行して、ランレベル 3 と 4 と 5 で vsftpd が自動的にスタートするようにします。chkconfig --list vsftpd
コマンドを使用すると、vsftpd
デーモン が システムブート時にスタートするように有効になっていることを確認できます:$ chkconfig --list vsftpd vsftpd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off
service vsftpd start vsftpd
を使用して、vsftpd サービスを スタートします:$service vsftpd start vsftpd Starting vsftpd for vsftpd: [ OK ]