4.3. 環境ファイルを使用したアンダークラウドの設定


undercloud.conf ファイルを使用して、アンダークラウドの主要なパラメーターを設定します。アンダークラウドのインストールに固有の heat パラメーターを設定することもできます。そのためには、heat パラメーターが含まれる環境ファイルを使用します。

手順

  1. 環境ファイル /home/stack/templates/custom-undercloud-params.yaml を作成します。
  2. このファイルを編集して、必要な heat パラメーターを追加します。以下の例は、特定の OpenStack Platform サービスのデバッグを有効にする方法を示しています。

    parameter_defaults:
      Debug: True

    完了したら、このファイルを保存します。

  3. undercloud.conf ファイルを編集し、custom_env_files パラメーターまでスクロールします。作成した環境ファイルをポイントするようにパラメーターを編集します。

    custom_env_files = /home/stack/templates/custom-undercloud-params.yaml
    注記

    コンマ区切りリストを使用して、複数の環境ファイルを指定することができます。

アンダークラウドの次回インストールまたはアップグレード操作時に、この環境ファイルが director のインストールに追加されます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.