4.3. 環境ファイルを使用したアンダークラウドの設定
undercloud.conf
ファイルを使用して、アンダークラウドの主要なパラメーターを設定します。アンダークラウドのインストールに固有の heat パラメーターを設定することもできます。そのためには、heat パラメーターが含まれる環境ファイルを使用します。
手順
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環境ファイル
/home/stack/templates/custom-undercloud-params.yaml
を作成します。 このファイルを編集して、必要な heat パラメーターを追加します。以下の例は、特定の OpenStack Platform サービスのデバッグを有効にする方法を示しています。
parameter_defaults: Debug: True
完了したら、このファイルを保存します。
undercloud.conf
ファイルを編集し、custom_env_files
パラメーターまでスクロールします。作成した環境ファイルをポイントするようにパラメーターを編集します。custom_env_files = /home/stack/templates/custom-undercloud-params.yaml
注記コンマ区切りリストを使用して、複数の環境ファイルを指定することができます。
アンダークラウドの次回インストールまたはアップグレード操作時に、この環境ファイルが director のインストールに追加されます。