付録C RHN API アクセス
ユーザーに対し更なる柔軟性を提供すべく RHN で API (アプリケーションプログラミングインターフェース) をご利用頂けるようにしました。 このインターフェースは RHN web サイトの右上にある ヘルプ をクリックしてから左側のナビゲーションバーの API をクリックすると表示されます。 または、 https://rhn.redhat.com/rpc/api/ に直接行くこともできます。 XMLRPC サーバーおよびご使用のブラウザにはこの URL を使用してください。
RHN API は XML-RPC をベースにしています。 異なるシステムで独特のソフトウェアに HTTP 経由で XML を使ったリモートプロシージャの読み出しを行わせることができるようになります。 このため、 実行する呼び出しはすべて XML-RPC の制約に合うことが期待されます。 詳細についてはhttp://www.xmlrpc.com/ を参照してください。
本セクションでは効率的な API の使用法に関するヒントに焦点を置くため、 利用できるメソッドおよびクラスの一覧については省略しています。 必要な値を判定するための手順や呼び出しを行うサンプルのスクリプトなどが含まれます。
C.1. auth クラスを使用してセッションを取得する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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ほとんどかならずと言っていいほど最初に使用するのは auth クラスになります。 このクラスはログインの単一メソッドを提供します。 このクラスを使用して RHN セッションを確立します。 ユーザー名、 パスワード、 期間の 3 種類のパラメータの値を必要とします。 最初の 2 つは RHN アカウントから直接取得できますが、 3 つ目はセッションが終了する期間を秒単位で指定します。 一般的には 1200 になります。 他のすべてのメソッドで使用できるセッション文字列を返します。