11.4. システムを Cobbler に追加する
Cobbler 用のディストリビューションとプロファイルを作成したらシステムを Cobbler に追加することができるようになります。 システムの記録はシステムで実行するよう割り当てられた cobbler プロファイルを使ってクライアントにあるそれぞれのハードウェアをマッピングします。
注記
koan
と PXE メニューのみでプロビジョニングを行っている場合はシステム記録は作成する必要はありません。 ただし、 システム固有のキックスタートテンプレートが必要な場合や、 特定のシステムは常にインストールされている特定のコンテンツを受け取るようにする場合に役に立ちます。 特定のクライアントに対して特定の役割が意図されている場合は、 それに応じたシステム記録を作成してください。
RHN Satellite インターフェースからキックスタートを作成して設定する作業については 「システムの詳細 ⇒ Provisioning —
」 を参照してください。

以下のコマンドでシステムを Cobbler 設定に追加できます。
cobbler system add --name=string --profile=string --mac=AA:BB:CC:DD:EE:FF
cobbler system add --name=string --profile=string --mac=AA:BB:CC:DD:EE:FF
--name=string
は engineeringserver
や frontofficeworkstation
などシステムに固有となるラベルです。
--profile=string
は 「プロファイルを Cobbler に追加する」 に追加されたプロファイル名の 1つを指定します。
--mac=AA:BB:CC:DD:EE:FF
オプションは、 指定 MAC アドレスを持つシステムがキックスタートされると、 そのシステム記録に関連するプロファイルに自動的にプロビジョニングが行われます。
ホスト名や IP アドレスの設定などオプションの詳細については、 シェルプロンプトで
man cobbler
と入力して Cobbler man ページを参照してください。