12.2. Satellite サーバーの準備と設定
クライアントシステムに対して必要となるファイルを配備できるようにする前に、 Satellite を設定して UNIX クライアントをサポートする必要があります。 Satellite サーバーを既にインストールしているかどうかにより、 次の 2 種類の方法のいずれかで行うことができます。
- Satellite インストールの中:以下に示すように、 インストールのプロセス中に「Solaris サポートを有効にする」にチェックを入れて Satellite での UNIX サポートを有効にします。
図12.1 Satellite のインストール中に UNIX サポートを有効にする
- Satellite のインストール後:インストール終了後に Satellite を設定して UNIX サポートを有効にします。 上部メニューバーの Solaris サポートを有効にする ボックスにチェックを入れます。を選択してから左側のナビゲーションバーにある を選択します。 その後に出る画面で、 以下に示すように
図12.2 Satellite のインストール後に UNIX サポートを有効にする
- 最後に、 クライアントシステムがサブスクライブできるベースチャンネルを作成しなければなりません。 RHN は UNIX のコンテンツは提供しないためです。 つまり、 チャンネルの作成に
satellite-sync
は使用できません。Solaris チャンネルを作成するには、 Satellite の Web インターフェースに Satellite 管理者または certificate authority としてログインします。 チャンネル タブへ移動し、 左側のナビゲーションバーから ソフトウェアチャンネルの管理 へ行きます。 表示される画面の右上にある 新しいチャンネルの作成 リンクをクリックします。 新しいチャンネル用の名前とラベルを入力してから Sparc Solaris または i386 Solaris のいずれかをクライアントのアーキテクチャに応じて選択します。