7.11. 管理


RHN Satellite のお客様は、 管理 (Admin) ページを使用することにより RHN Satellite の「組織」の作成および管理の機能などの Satellite の基本的な設定を管理することができます。 管理 (Admin) ページにアクセスできるのは Satellite 管理者のみになります。

7.11.1. 管理 ⇒ 組織

複数組織 機能により、 管理者は Satellite 全体に複数の組織を作成して管理することができるようになります。「組織」機能を使用すると、 各組織にソフトウェアやシステムのエンタイトルメントを割り当てたり、 またシステムの管理作業に関する組織のアクセスを制御することができるようになります。 複数組織の機能を使用する方法については 9章複数の組織 を参照してください。

7.11.2. 管理 ⇒ RHN Satellite の設定

このタブは RHN Satellite のほぼすべてを設定できるよう複数のサブタブに分割されています。 変更を加えた後は Satellite の再起動が重要となります。 再起動は最後のタブで行うことができます。

7.11.2.1. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ 全般

Satellite の設定 ⇒ 全般設定 ページでは、 管理者の電子メールアドレスの設定やモニターを有効にするかどうかなどの基本的な Satellite 設定のほとんどを変更することができます。

7.11.2.2. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ モニタリング

RHN Satellite の設定 ⇒ モニタリング ページでは、 Satellite のモニタリングに関する設定を行うことができます。 管理者へ監視通知メッセージを送信する場合は、 ローカルのメールエクスチェンジャーとローカルのメインドメインが使用されます。 プローブから警告通知を受信しようとする場合にのみ必要となります。 この場合には、 使用するメールサーバー (エクスチェンジャー) とドメインを入力します。 通知のメール転送を処理できるよう sendmail を設定する必要があるので注意してください。 終了したら 設定の更新 をクリックします。

7.11.2.3. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ 証明証

RHN Satellite の設定 ⇒ 証明証 ページでは、 新規の Satellite 証明証をアップロードすることができます。 証明証のパスを指定するには、 閲覧 (Browse) をクリックしてファイルを探し選択します。 内容を入力するには、 テキストエディタで証明証を開いて全ての行をコピーし下部にあるテキストフィールドに直接貼り付けます。 Red Hat ではできるだけ間違いを避けるためにもファイルブラウザの使用を推奨します。 更新 (Update) をクリックして継続します。 DNS 関連のエラーが出力される場合は Satellite が正しく設定されているか確認してください。

7.11.2.4. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ ブートストラップスクリプト

RHN Satellite の設定 ⇒ ブートストラップ ページでは、 クライアントシステムを中央 RHN サーバーから Satellite に転送するためのブートストラップスクリプトを生成できます。 Satellite の /var/www/html/pub/bootstrap/ ディレクトリに配置するこのスクリプトにより、 デフォルトでは中央 RHN サーバーからパッケージを取得する全システムの再構成に関わる作業を大幅に低減することができます。 必須フィールドには前回のインストール手順からの値が自動入力されます。 この情報が正しいか確認してください。
チェックボックスは、組込みのセキュリティ SSL や GNU Privacy Guard (GPG) の機能を含ませるオプションを提供します。 また、 システムがここで起動されるようリモートによりコマンドを受け取りまたリモートによる設定管理ができるようにすることもできます。 いずれの機能もクライアントの設定を完了するために役に立ちます。 最後に、 HTTP プロキシサーバーを使用している場合は関連のフィールドを入力します。 終了したら ブートストラップスクリプトの生成 (Generate Bootstrap Script) をクリックします。

7.11.2.5. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ 組織

RHN Satellite 設定 ⇒ 組織 ページには RHN Satellite の「組織」機能に関する詳細の他、 組織の作成や設定が簡単に開始できるリンクも含まれています。 「組織」の設定に関する詳細は 「管理 ⇒ 組織」 を参照してください。

7.11.2.6. 管理 ⇒ Satellite の設定 ⇒ 再起動

RHN Satellite の設定 ⇒ 再起動 ページには Satellite 設定の最後のステップがあります。 再起動 ボタンをクリックして前の画面で追加した全ての設定オプションを採り入れるため Satellite を再起動します。 再起動が完了するまでに 4 分から 5 分ほどかかるので注意してください。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat