第5章 Red Hat Network Daemon


Red Hat Network Daemon (rhnsd) は定期的に Red Hat Network に接続して更新や通知をチェックします。 バックグラウンドで実行しているデーモンは、 通常 /etc/init.d/rhnsd または /etc/rc.d/init.d/rhnsd 内の初期化スクリプトから起動します。
更新をチェックするため、 rhnsd/usr/sbin/ にある rhn_check と言う外部プログラムを実行します。 RHN にネットーワーク接続を行う小さなアプリケーションです。 Red Hat Network Daemon はネットワークポートでの待機はしません。 またネットワークへの直接通信も行いません。 全てのネットワークアクティビティは rhn_check ユーティリティを通じて実行されます。

5.1. 設定する

/etc/sysconfig/rhn/rhnsd 設定ファイルを編集することで Red Hat Network Daemon の設定を行うことができます。 これは実際には rhnsd 初期化スクリプトによって使用される設定ファイルです。 デーモンにより提供される最も重要な設定はチェックインの頻度になります。 デフォルトの間隔は 4 時間 (240分) です。 設定ファイルを変更する場合は (rootとして) service rhnsd restart コマンドまたは /etc/rc.d/init.d/rhnsd restart コマンドを使用してデーモンを再起動する必要があります。

重要

許容される最小限の間隔は 1 時間 (60分) になります。 この間隔を 1 時間未満にしようとするとデフォルトの 4 時間 (240分) に設定されることになります。
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