10.3.9.6. ルートの作成
ホストのルーティングテーブルには、ネットワークに直接接続しているルートが自動的に追加されます。ルートは、ネットワークインターフェースの 「起動」 時にこれらを確認することで確認できます。このセクションでは、VPN や leased 行などの中間ネットワークや接続をトラバースすることで到達できるネットワークまたはホストへの静的ルートを入力します。
図10.18 静的ルートの設定
![静的ルートの設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Deployment_Guide-ja-JP/images/212d8c1b6337499f00c54d35aa89e4e0/Network_Configuration-NM-System_eth0-Routes.png)
[D]
- アドレス
- アドレス: ネットワーク、サブネット、またはホストの IP アドレスnetmask入力した IP アドレスのネットマスクまたはプレフィックス長。ゲートウェイ - ネットワーク、サブネット、またはホストにつながるゲートウェイの IP アドレス。
- 自動的に取得したルートを無視します。
- このチェックボックスを選択すると、この接続に手動で入力したルートのみを使用します。
- Use this connection only for resources on its network (この接続はネットワーク上のリソースのためだけに使用)
- このチェックボックスを選択すると、この接続はデフォルトルートになりません。典型的な例としては、接続がヘッドオフィスの VPN またはリース線で、インターネットバインドされたトラフィックが接続を通過させないようにする場合などです。このオプションを選択すると、この接続で自動的に学習したルートを使用することが明確なトラフィックか、手動で入力したトラフィックのみがこの接続を経由します。