4.3. Linux で起動可能な USB デバイスの作成
起動可能な USB デバイスを作成し、それを使用して他のマシンに Red Hat Enterprise Linux をインストールできます。この手順では、警告なしに USB ドライブ上の既存のデータが上書きされます。データをバックアップするか、空のフラッシュドライブを使用してください。起動可能な USB ドライブは、データの保存には使用できません。
前提条件
- Product Downloads ページからフルインストール用の DVD ISO または最小インストール用の Boot ISO イメージをダウンロードした。
- ISO イメージに十分な容量の USB フラッシュドライブがある。必要なサイズはさまざまですが、推奨される最小 USB サイズは 16 GB です。
手順
- USB フラッシュドライブをシステムに接続します。
root ユーザーとしてログインします。
$ su -プロンプトに従い root パスワードを入力します。
最近のイベントのログで、ドライブに割り当てられたデバイスノードを見つけます。このログの下部に、接続している USB フラッシュドライブから出力されたメッセージが表示されます。この例で使用されているドライブの名前は
sddです。# dmesg|tail [288954.686557] usb 2-1.8: New USB device strings: Mfr=0, Product=1, SerialNumber=2 [288954.686559] usb 2-1.8: Product: USB Storage [288954.686562] usb 2-1.8: SerialNumber: 000000009225 [288954.712590] usb-storage 2-1.8:1.0: USB Mass Storage device detected [288954.712687] scsi host6: usb-storage 2-1.8:1.0 [288954.712809] usbcore: registered new interface driver usb-storage [288954.716682] usbcore: registered new interface driver uas [288955.717140] scsi 6:0:0:0: Direct-Access Generic STORAGE DEVICE 9228 PQ: 0 ANSI: 0 [288955.717745] sd 6:0:0:0: Attached scsi generic sg4 type 0 [288961.876382] sd 6:0:0:0: sdd Attached SCSI removable disk-
挿入された USB デバイスが自動的にマウントされる場合は、次の手順に進む前にマウントを解除してください。アンマウントするには、
umountコマンドを使用します。詳細は、umount を使用したファイルシステムのアンマウント を参照してください。 ISO イメージを USB デバイスに直接書き込みます。
# dd if=/image_directory/image.iso of=/dev/device- /image_directory/image.iso を、ダウンロードした ISO イメージファイルへのフルパスに置き換えます。
device を、
dmesgコマンドで取得したデバイス名に置き換えます。この例では、ISO イメージへのフルパスは
/home/testuser/Downloads/rhel-10-x86_64-boot.isoで、デバイス名はsddです。# dd if=/home/testuser/Downloads/rhel-10-x86_64-boot.iso of=/dev/sddパーティション名は、通常、数字の接尾辞が付いたデバイス名です。たとえば、
sddがデバイス名の場合、デバイスsdd上のパーティションの名前は、sdd1になります。
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ddコマンドがデバイスへのイメージの書き込みを終了するのを待ちます。syncコマンドを実行して、キャッシュされた書き込みをデバイスに同期します。データ転送が完了すると、# プロンプトが表示されます。プロンプトが表示されたら、root アカウントからログアウトし、USB ドライブを取り外します。これで、USB ドライブをブートデバイスとして使用できるようになりました。