8.4. 64 ビット IBM Z サーバーへのインストールプロセスの概要
Red Hat Enterprise Linux の 64 ビットの IBM Z へのインストールは、対話形式または無人モードで行うことが可能です。64 ビットの IBM Z へのインストールは通常、ローカルメディアからではなく、ネットワーク経由で行われるという点で他のアーキテクチャーと異なります。インストールは次の 3 つのフェーズで構成されます。
インストールを起動します。
- メインフレームに接続します。
- ブートパラメーターをカスタマイズします。
- 初期プログラムロード (IPL) を実行するか、インストールプログラムを含むメディアから起動します。
インストールシステムに接続します。
- ローカルマシンから、SSH を使用してリモート 64 ビット IBM Z システムに接続し、リモートデスクトッププロトコル (RDP) を使用してインストールプログラムを起動します。
- RHEL インストールプログラムを使用してインストールを完了します。