20.3. ローレベルフォーマットによる新規 DASD の準備


ディスクがオンラインになったら、/root ディレクトリーに戻り、このデバイスにローレベルフォーマットを行います。これは、DASD のライフサイクル全体を通じて一度だけ必要となる作業です。

手順

  1. /root ディレクトリーに戻ります。

    # cd /root
    # dasdfmt -b 4096 -d cdl -p /dev/disk/by-path/ccw-0.0.4b2e
    Drive Geometry: 10017 Cylinders * 15 Heads =  150255 Tracks
    
    I am going to format the device /dev/disk/by-path/ccw-0.0.4b2e in the following way:
    Device number of device : 0x4b2e
    Labelling device        : yes
    Disk label              : VOL1
    Disk identifier         : 0X4B2E
    Extent start (trk no)   : 0
    Extent end (trk no)     : 150254
    Compatible Disk Layout  : yes
    Blocksize               : 4096
    
    --->> ATTENTION! <<---
    All data of that device will be lost.
    Type "yes" to continue, no will leave the disk untouched: yes
    cyl    97 of  3338 |#----------------------------------------------|   2%
  2. 進渉バーが最後まで到達してフォーマットが完了したら、dasdfmt が以下の出力を表示します。

    Rereading the partition table...
    Exiting...
  3. fdasd を使用して DASD にパーティションを設定します。DASD には最大 3 つのパーティションを作成できます。この例では、ディスク全体にまたがるパーティションを 1 つ作成します。

    # fdasd -a /dev/disk/by-path/ccw-0.0.4b2e
    reading volume label ..: VOL1
    reading vtoc ..........: ok
    
    auto-creating one partition for the whole disk...
    writing volume label...
    writing VTOC...
    rereading partition table...

    (ローレベルフォーマットを行った) DASD をオンラインにすると、Linux 環境下の他のディスクと同様に使用できます。たとえば、ファイルシステム、LVM 物理ボリューム、またはそのパーティション (例: /dev/disk/by-path/ccw-0.0.4b2e-part1) にスワップ領域を作成できます。dasdfmt コマンドおよび fdasd コマンド以外では、絶対に DASD デバイス全体 (dev/dasdb) を使用しないでください。DASD 全体を使用する場合は、fdasd の例で示されているように、ドライブ全体にまたがる単一のパーティションを作成します。

    たとえば /etc/fstab の既存のディスクエントリーの設定を壊さずに新しいディスクを後で追加するには、/dev/disk/by-path/ 配下で永続的なデバイスシンボリックリンクを使用します。

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