37.2. iSCSI 論理ユニットのサイズ変更
オンラインの論理ユニットサイズを変更したら、論理ユニットを再スキャンして、システムが更新されたサイズを検出するようにします。iSCSI デバイスに対してこれを行うには、以下のコマンドを使用します。
# iscsiadm -m node --targetname target_name -R
target_name を、デバイスが置かれているターゲット名に置き換えます。
備考
以下のコマンドを使用して、iSCSI 論理ユニットを再スキャンすることもできます。
# iscsiadm -m node -R -I interface
interface を、サイズ変更された論理ユニット(例: iface0)の対応するインターフェース名に置き換えます。このコマンドは、2 つの操作を実行します。
- これは、コマンド echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host/scan と同じように新規デバイスをスキャンします( 36章複数の LUN またはポータルを使用した iSCSI ターゲットのスキャンを参照)。
- これは、new/modified 論理ユニットに再スキャンします。これは、コマンド echo 1 > /sys/block/sdX/device/rescan と同じように実行できます。このコマンドは、fibre-channel の論理ユニットの再スキャンに使用されるものと同じであることに注意してください。