6.3. Ext4 ファイルシステムのサイズ変更
ext4 ファイルシステムのサイズを大きくする前に、基礎となるブロックデバイスが将来的にファイルシステムを保持するのに十分なサイズであることを確認してください。該当するブロックデバイスのサイズを変更する場合は、ブロックデバイスに適した方法を選択してください。
ext4 ファイルシステムは、resize2fs を使用して、マウントしたままの状態でサイズを大きくすることができます。
# resize2fs /mount/device node
resize2fs コマンドは、アンマウントしている ext4 ファイルシステムのサイズを小さくすることもできます。
# resize2fs /dev/device size
ext4 ファイルシステムのサイズを変更する際に、特定の単位を示すサフィックスが使用されていない限り、resize2fs ユーティリティーは、ファイルシステムのブロックサイズ単位でサイズを読み込みます。以下のサフィックスは、特定の単位を示しています。
- s — 512 バイトのセクター
- K — キロバイト
- M — メガバイト
- G — ギガバイト
注記
拡張時のサイズパラメーターは任意です (多くの場合は必要ありません)。resize2fs は、論理ボリュームやパーティションなど、使用できるコンテナーの全領域に渡って自動的に拡張を行います。
ext4 ファイルシステムのサイズ変更に関する詳細は、man resize2fs を参照してください。