第53章 Braintree コンポーネント
Camel バージョン 2.17 以降で利用可能
Braintree コンポーネントは、Java SDK を介して Braintree Payments へのアクセスを提供します。
支払いを処理するには、すべてのクライアントアプリケーションに API 認証情報が必要です。アカウントで camel-braintree を使用するには、新しい Sandbox または Production アカウントを作成する必要があります。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-braintree</artifactId> <version>${camel-version}</version> </dependency>
53.1. Braintree オプション
Braintree コンポーネントは、以下に示す 2 個のオプションをサポートしています。
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
configuration (common) | 共有設定を使用するには | BraintreeConfiguration | |
resolveProperty Placeholders (advanced) | 起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。 | true | boolean |
Braintree エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
braintree:apiName/methodName
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
53.1.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
apiName | 必須 操作の種類 | BraintreeApiName | |
methodName | 選択した操作に使用するサブ操作 | String |
53.1.2. クエリーパラメーター (14 パラメーター)
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
environment (common) | 環境 SANDBOX または PRODUCTION のいずれか | String | |
inBody (common) | ボディにて交換で渡されるパラメーターの名前を設定します。 | String | |
merchantId (common) | Braintree が提供するマーチャント ID。 | String | |
privateKey (common) | Braintree が提供する秘密鍵。 | String | |
publicKey (common) | Braintree が提供する公開鍵。 | String | |
bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean |
exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
exchangePattern (consumer) | コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。 | ExchangePattern | |
accessToken (advanced) | マーチャントに代わってトランザクションを処理するために、マーチャントが別のマーチャントに付与するアクセストークン。環境、マーチャント ID、公開鍵、および秘密鍵フィールドの代わりに使用されます。 | String | |
httpReadTimeout (advanced) | http 呼び出しの読み取りタイムアウトを設定します。 | Integer | |
synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |
httpLogLevel (logging) | http 呼び出しのロギングレベルを設定します。java.util.logging.Level を参照してください。 | String | |
proxyHost (proxy) | プロキシーホスト | String | |
proxyPort (proxy) | プロキシーポート | Integer |