第106章 Flatpack DataFormat
Camel バージョン 2.1 以降で利用可能
Flatpack コンポーネントには Flatpack データ形式が付属しており、これを使用して、固定幅または区切りテキストメッセージを Map
として行の List
にフォーマットすることができます。
-
marshal =
List<Map<String, Object>>
からOutputStream
へ (String
に変換可能) -
unmarshal =
java.io.InputStream
(File
やString
など) からorg.apache.camel.component.flatpack.DataSetList
インスタンスとしてのjava.util.List
へ。
操作の結果には、すべてのデータが含まれます。各行を 1 つずつ処理する必要がある場合は、Splitter を使用してエクスチェンジを分割できます。
注意: Flatpack ライブラリーは現在、マーシャル操作のヘッダーとトレーラーをサポートしていません。
106.1. オプション
Flatpack データ形式は、以下に示す 9 個のオプションをサポートしています。
名前 | デフォルト | Java タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
定義 |
| flatpack pzmap 設定ファイル。単純な状況では省略できますが、pzmap を使用することをお勧めします。 | |
固定: |
|
| 区切りまたは固定。デフォルトでは false = 区切られています |
ignoreFirstRecord |
|
| 区切りファイル (列ヘッダー) の最初の行を無視するかどうか。デフォルトでは true です。 |
textQualifier |
| テキストが文字で修飾されている場合。デフォルトで引用符を使用します。 | |
delimiter |
|
| 区切り文字 (; など) |
allowShortLines |
|
| 行を予想より短くすることができ、余分な文字は無視されます |
ignoreExtraColumns |
|
| 予想よりも長い行を許可し、余分な文字を無視します。 |
parserFactoryRef |
| レジストリーを検索するためのカスタムパーサーファクトリーへの参照 | |
contentTypeHeader |
|
| データフォーマットがデータ形式を実行できる場合は、データフォーマットの型で Content-Type ヘッダーを設定するかどうか。たとえば、XML にマーシャリングするデータ形式の場合は application/xml、JSON にマーシャリングするデータ形式の場合は JSon です。 |