第160章 Ignite Sets コンポーネント
Camel バージョン 2.17 以降で利用可能
Ignite Sets エンドポイントは camel-ignite エンドポイントの 1 つで、Ignite Set データ構造 と対話できます。
このエンドポイントはプロデューサーのみをサポートします。
160.1. オプション
Ignite Sets コンポーネントは、以下に示す 4個のオプションをサポートしています。
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
ignite (producer) | Ignite インスタンスを設定します。 | Ignite | |
configurationResource (producer) | 設定をロードするリソースを設定します。URI、文字列 (URI)、または InputStream のいずれかです。 | Object | |
igniteConfiguration (producer) | ユーザーがプログラムによる IgniteConfiguration を設定できるようにします。 | IgniteConfiguration | |
resolveProperty Placeholders (advanced) | 起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。 | true | boolean |
Ignite Sets エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
ignite-set:name
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
160.1.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
name | 必須 セット名。 | String |
160.1.2. クエリーパラメーター (5 つのパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
configuration (producer) | コレクション設定。デフォルト: 空の設定。configuration.xyz=123 オプションを使用して内部プロパティーを簡単に設定することもできます。 | CollectionConfiguration | |
operation (producer) | Ignite Set で呼び出す操作。IN メッセージの IgniteConstants.IGNITE_SETS_OPERATION ヘッダーに置き換えられました。可能な値: CONTAINS、ADD、SIZE、REMOVE、ITERATOR、CLEAR、RETAIN_ALL、ARRAY。実行するセット操作。 | IgniteSetOperation | |
propagateIncomingBodyIfNo ReturnValue (producer) | 基になる Ignite 操作の戻り値の型が void の場合に、入力ボディーを伝播するかどうかを設定します。 | true | boolean |
treatCollectionsAsCache Objects (producer) | コレクションをキャッシュオブジェクトとして扱うか、アイテムのコレクションとして扱うかを設定し、挿入/更新/計算などを行います。 | false | boolean |
synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |
160.1.3. 使用されるヘッダー
このエンドポイントは、次のヘッダーを使用します。
ヘッダー名 | 定数 | 想定されるタイプ | 説明 |
---|---|---|---|
CamelIgniteSetsOperation | IgniteConstants.IGNITE_SETS_OPERATION | IgniteSetOperation 列挙 | セット操作を動的に変更できます。 |