23.9. Rsyslog のデバッグ
rsyslogd
をデバッグモードで実行するには、以下のコマンドを使用します。
rsyslogd
-dn
このコマンドでは、rsyslogd
がデバッグ情報を作成し、標準出力に印刷します。-n
は no fork を意味します。たとえば、デバッグ出力をログファイルに保存して、環境変数を使用してデバッグを変更できます。rsyslogd
を起動する前に、コマンドラインで次のコマンドを実行します。
export RSYSLOG_DEBUGLOG="path"
export RSYSLOG_DEBUG="Debug"
path を、デバッグ情報をログ記録するファイルの場所に置き換えます。RSYSLOG_DEBUG 変数に利用可能なオプションのリストは、man ページ rsyslogd(8)
の関連セクションを参照してください。
/etc/rsyslog.conf
ファイルで使用している構文が有効かどうかをチェックするには、以下を使用します。
rsyslogd
-N
1
1
は、出力メッセージの長さのレベルを表します。現在提供されているのは 1 つのレベルのみなので、これは前方互換性オプションになります。ただし、検証を実行するには、この引数を追加する必要があります。