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24.5. control-center を使用した静的ルートの設定

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GNOME で control-center を使用して、ネットワーク接続の設定に静的ルートを追加します。

以下の手順では、以下の経路を設定します。

  • リモート 198.51.100.0/24 ネットワークへの IPv4 ルート。対応するゲートウェイの IP アドレスは 192.0.2.10 です。
  • リモート 2001:db8:2::/64 ネットワークへの IPv6 ルート。対応するゲートウェイの IP アドレスは 2001:db8:1::10 です。

前提条件

手順

  1. IPv4 タブで:

    1. オプション: 必要に応じて、IPv4 タブの Routes セクションの On ボタンをクリックして自動ルートを無効にし、静的ルートのみを使用します。自動ルートが有効になっている場合は、Red Hat Enterprise Linux が静的ルートと、DHCP サーバーから受け取ったルートを使用します。
    2. IPv4 ルートのアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、およびオプションでメトリック値を入力します。

      IPv4 static route in control center

  2. IPv6 タブで:

    1. オプション: IPv4 タブの Routes セクションの On ボタンをクリックして自動ルートを無効にし、静的ルートのみを使用します。
    2. IPv6 ルートのアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、およびオプションでメトリック値を入力します。

      IPv6 static route in control center

  3. Apply をクリックします。
  4. Network ウィンドウに戻り、接続のボタンを Off に切り替えてから On に戻して、接続を無効にして再度有効にし、変更を適用します。

    警告

    接続を再起動すると、そのインターフェイスの接続が一時的に中断します。

検証

  1. IPv4 ルートを表示します。

    # ip -4 route
    ...
    198.51.100.0/24 via 192.0.2.10 dev enp1s0
  2. IPv6 ルートを表示します。

    # ip -6 route
    ...
    2001:db8:2::/64 via 2001:db8:1::10 dev enp1s0 metric 1024 pref medium
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