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12.6.2.2. 管理インターフェースによる非 XA データソースの作成

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概要

ここでは、管理コンソールまたは管理 CLI のいずれかを使用して非 XA データソースを作成する手順について取り上げます。

前提条件

  • JBoss EAP 6 サーバーが稼働している必要があります。
Oracle のデータソース
Oracle データソースのバージョン 10.2 より前では、非トランザクション接続とトランザクション接続を混在させるとエラーが発生するため、<no-tx-separate-pools/> パラメーターが必要でした。このパラメーターは、特定のアプリケーションでは不要になる場合があります。
ドメインモード
ドライバーリストの重複、選択したドライバーがプロファイルで使用できない、プロファイルのサーバーが実行されていない場合にドライバーが表示されないなどの問題を防ぐため、JBoss EAP 6.4 以降では、モジュールとしてインストールされ、ドメインモードで管理コンソールを使用してデータソースを作成しているときに、プロファイルを検出できます。

手順12.1 管理 CLI または管理コンソールのいずれかを使用したデータソースの作成

    • 管理 CLI

      1. CLI ツールを起動し、サーバーに接続します。
      2. 次の管理 CLI コマンドを実行して、非 XA データソースを作成し、必要に応じて変数を設定します。
        注記
        DRIVER_NAME の値は、JDBC ドライバー JAR にある /META-INF/services/java.sql.Driver ファイルにリストされているクラスの数によって異なります。クラスが 1 つしかない場合、値は JAR の名前です。複数のクラスがある場合、値は JAR の名前 + driverClassName + "_" + majorVersion + "_"+minorVersion です。そうしないと、次のエラーがログに記録されます。
        JBAS014775:    New missing/unsatisfied dependencies
        たとえば、MySQL 5.1.31 ドライバーに必要な DRIVER_NAME 値は、mysql-connector-java-5.1.31-bin.jarcom.mysql.jdbc.Driver_5_1 です。
        data-source add --name=DATASOURCE_NAME --jndi-name=JNDI_NAME --driver-name=DRIVER_NAME  --connection-url=CONNECTION_URL
      3. データソースを有効にします。
        data-source enable --name=DATASOURCE_NAME
    • 管理コンソール

      1. 管理コンソールへログインします。
      2. 管理コンソールの データソース パネルに移動します

        1. コンソール上部の Configuration タブを選択します。
        2. ドメインモードの場合は、左上のドロップダウンボックスからプロファイルを選択します。
        3. コンソールの左側にある サブシステム メニューを展開し、コネクター メニューを展開します。
        4. コンソールの左側にあるメニューから データソース を選択します。
      3. 新しいデータソースを作成します。

        1. データソース パネルの上部にある 追加 をクリックします。
        2. データソースの 作成 ウィザードに新しいデータソース属性を入力し、次へ ボタンに進みます。
        3. データソースの作成 ウィザードに JDBC ドライバーの詳細を入力し、 へをクリックして続行します。
        4. データソースの作成 ウィザードで接続設定を入力します。
        5. 接続のテスト ボタンをクリックして、データソースへの接続をテストし、設定が正しいことを確認します。
        6. 完了 をクリックして終了します

結果

非 XA データソースがサーバーに追加されました。これで、standalone.xml ファイルまたは domain.xml ファイルのいずれか、および管理インターフェイスに表示されます。

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