8.5.2. Configuring iSCSI Multipathing
iSCSI マルチパス を使用すると、論理ネットワークと iSCSI ストレージ接続のグループを作成および管理できます。ネットワークパスの失敗によるホストのダウンタイムを防ぐには、ホストと iSCSI ストレージ間で複数のネットワークパスを設定します。設定が完了すると、Manager は同じ iSCSI ボンディングの論理ネットワークに関連する NIC/VLAN を介して、データセンター内の各ホストを各ボンディングされたターゲットに接続します。また、ホストがデフォルトのネットワークを介してトラフィックをルーティングできるようにする代わりに、ストレージトラフィックに使用するネットワークを指定することもできます。このオプションは、少なくとも 1 つの iSCSI ストレージドメインがデータセンターに接続された後にのみ管理ポータルで使用できます。
前提条件
- iSCSI ストレージドメインを作成し、検出して iSCSI ターゲットへのすべてのパスにログインしていることを確認します。
- iSCSI ストレージ接続でボンディングする 非必須 論理ネットワークを作成していることを確認します。複数の論理ネットワークまたはボンドネットワークを設定して、ネットワークのフェイルオーバーを可能にします。
手順8.7 Configuring iSCSI Multipathing
- Data Centers タブをクリックして、結果リストからデータセンターを選択します。
- 詳細ペインで、iSCSI Multipathing タブをクリックします。
- Add iSCSI Bond ウィンドウで、ボンドの Name および Description を入力します。
- Logical Networks 一覧からボンディングに使用するネットワークを選択します。ネットワークは 必須ではないネットワークで ある必要があります。注記ネットワークの Required の指定を変更するには、管理ポータルからネットワークを選択し、Cluster タブをクリックして、 ボタンをクリックします。
- Storage Targets 一覧から選択したネットワークからアクセスするストレージドメインを選択します。同じターゲットへのすべてのパスを選択してください。
データセンター内の全ホストは、選択した論理ネットワークを介して選択した iSCSI ターゲットに接続されます。