第14章 Red Hat Satellite でのエラータ管理


Red Hat Virtualization は、Red Hat Virtualization Manager の Red Hat Satellite からエラータを表示するように設定できます。これにより、管理者は、ホスト、仮想マシン、および Manager が Red Hat Satellite プロバイダーに関連付けられた後に、それらのエラータとその重要性に関する更新を受け取ることができます。管理者は、必要なホスト、仮想マシン、または Manager で更新を実行して、それらの更新を適用できます。Red Hat Satellite の詳細は、Red Hat Satellite ユーザーガイド を参照してください。
Red Hat Virtualization 4.0 は、Red Hat Satellite 6.1 によるエラータ管理をサポートします。
重要
Satellite サーバーでは、Manager、ホスト、および仮想マシンは、FQDN で識別されます。これにより、外部コンテンツのホスト ID を Red Hat Virtualization で維持する必要がなくなります。
Manager、ホスト、および仮想マシンを管理していた Satellite アカウントには、管理者権限とデフォルトの組織セットが必要です。

手順14.1 Red Hat Virtualization エラータの設定

Manager、ホスト、および仮想マシンを Red Hat Satellite プロバイダーに関連付けるには、最初に Manager をプロバイダーに関連付ける必要があります。次に、ホストは同じプロバイダーに関連付けられ、設定されます。最後に、仮想マシンは同じプロバイダーに関連付けられ、設定されます。
  1. 必要な Satellite サーバーを外部プロバイダーとして追加して Manager を関連付けます。詳細は、「ホストのプロビジョニング用の Red Hat Satellite インスタンスの追加」 を参照してください。
    注記
    Manager は、コンテンツホストとして Satellite サーバーに登録され、katello-agent パッケージがインストールされている必要があります。
    ホスト登録の設定方法の詳細は、『Red Hat Satellite ユーザーガイド』 の 登録の ためのホストの設定 を参照してください。ホストの登録および katello-agent パッケージのインストール方法は、『Red Hat Satellite ユーザーガイド』の 登録 を参照してください。
  2. オプションで、使用可能なエラータを表示するように必要なホストを設定します。詳細は、「ホストの Satellite エラータ管理の設定」 を参照してください。
  3. オプションで、使用可能なエラータを表示するように必要な仮想マシンを設定します。必要な仮想マシンを設定する前に、関連するホストを設定する必要があります。詳細は、『Virtual Machine Management Guide』 の Configuring Red Hat Satellite Errata Management for a Virtual Machine を参照してください。

手順14.2 Red Hat Virtualization Manager エラータの表示

  1. ツリーペインで エラータ エントリーを選択します。
  2. Security、Bugs、または Enhancements チェックボックスをクリックすると、これらのエラータタイプのみが表示 れます。
ホストで利用可能なエラータの表示に関する詳細は、仮想マシン 『管理ガイド の 仮想マシン の Red Hat Satellite エラータ の表示 を参照し』 てください。「ホスト Errata の表示」
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