8.2.2. NFS ストレージのアタッチ
NFS ストレージドメインを Red Hat Virtualization 環境のデータセンターに接続します。このストレージドメインは、仮想化ゲストイメージと ISO ブートメディアのストレージを提供します。この手順では、共有がすでにエクスポートされていることを前提としています。エクスポートドメインを作成する前に、データドメインを作成する必要があります。同じ手順を使用してエクスポートドメインを作成し、ドメイン機能/ストレージ タイプ一覧で Export / NFS を 選択します。
- Red Hat Virtualization Manager 管理ポータルで、resource タブをクリックします。
図8.1 新しいドメインウィンドウ
- ストレージドメインの Name を入力します。
- データセンター、ドメイン機能、ストレージタイプ、フォーマット、およびホスト リストのデフォルト値 を受け入れ ます。
- ストレージドメインに使用する Export Path を入力します。エクスポートパスは、JBDS 0:/data または domain.example.com:/data の形式である必要があります。
- オプションで、詳細パラメーターを設定することが可能です。
- Advanced Parameters をクリックします。
- Warning Low Space Indicator フィールドにパーセンテージ値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこの値を下回ると、ユーザーに警告メッセージが表示され、ログに記録されます。
- Critical Space Action Blocker フィールドに GB の値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこの値を下回ると、ユーザーにエラーメッセージが表示され、ログに記録されます。容量を消費する新規アクションは、一時的であってもすべてブロックされます。
- 削除後に ワイプオプションを有効にするには、Wepe After Delete チェックボックスを選択します。このオプションは、ドメインの作成後に編集することが可能ですが、その場合にはすでに存在していたディスクの削除後にワイププロパティーは変更されません。
- OK をクリックします。新しい NFS データドメインは Storage タブに表示され、ディスクが準備されるまで
Locked
ステータスで表示されます。その後、データドメインはデータセンターに自動的にアタッチされます。