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10.2.3.2. プール内の仮想マシンの事前起動

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仮想マシンプール内の仮想マシンは、デフォルトでパワーダウンされています。ユーザーがプールから仮想マシンを要求すると、マシンの電源がオンになり、ユーザーに割り当てられます。対照的に、事前に起動した仮想マシンはすでに実行しており、ユーザーへの割り当てを待機しているため、ユーザーがマシンにアクセスできるようになるまで待機する時間が短縮されます。事前に起動した仮想マシンがシャットダウンすると、プールに戻され、元の状態に復元されます。事前に起動した仮想マシンの最大数は、プール内の仮想マシンの数です。
事前に起動した仮想マシンは、ユーザーが特に割り当てられていない仮想マシンにすぐにアクセスする必要がある環境に適しています。自動プールのみが仮想マシンを事前に起動できます。

手順10.3 プール内の仮想マシンの事前起動

  1. Pools resource タブ、ツリーモード、または検索機能を使用して、結果一覧で仮想マシンプールを見つけて選択します。
  2. Edit をクリックして Edit Pool ウィンドウを開きます。
  3. Prestarted VMs フィールドに、事前起動する仮想マシンの数を入力します。
  4. Pool タブを選択します。Pool TypeAutomatic に設定されていることを確認します。
  5. OK をクリックします。
プールに事前に起動した仮想マシンが多数設定している。事前に起動したマシンが実行されており、使用可能です。
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