15.7.2. 内部管理ユーザーのパスワード変更
内部管理ユーザー(
admin@internal
)のパスワードをリセットするには、ovirt-aaa-jdbc-tool ツールを使用します。パスワードの変更を有効にするために ovirt-engine サービスを再起動する必要はありません。
デフォルトでは、内部ドメインのユーザーアカウントのパスワードポリシーには次の制限があります。
パスワードポリシーおよびその他のデフォルト設定の詳細は、ovirt-aaa-jdbc-tool settings show を実行します。
- 6 文字以上。
- パスワード変更中は、過去に使用した 3 つのパスワードを再度設定することはできません。
手順15.16 内部管理ユーザーのパスワードのリセット
- Red Hat Virtualization Manager がインストールされているマシンにログインします。
- インタラクティブモードでパスワードを変更するには、以下のコマンドを実行します。--password-valid-to の値を設定する必要があります。設定しないと、パスワードの有効期限はデフォルトで現在の時間に設定されます。日付形式は
yyyy-MM-dd HH:mm:ssX
です。この例では、Z
は UTC 時間を表します。その他のオプションについては、ovirt-aaa-jdbc-tool user password-reset --help を実行してください。# ovirt-aaa-jdbc-tool user password-reset
admin
--password-valid-to="2025-08-01 12:00:00Z"