6.7. カーネル
Linux Falcon Sensor の eBPF
プログラムがロード時にカーネルパニックを引き起こす
以前は、Linux Falcon Sensor がユーザーモードで使用していた eBPF
プログラムによってカーネルパニックが発生していました。その結果、RHEL v9.4 の一部のカーネルは、そのようなプログラムをロードするときに影響を受けました。
この更新により、問題は修正され、eBPF
プログラムは RHEL v9.5 カーネル上で正常に実行されるようになりました。
Jira:RHEL-34937[1]
VMD が有効になっている場合、RHEL は以前は NVMe ディスクを認識できなかった
ドライバーをリセットまたは再アタッチすると、Volume Management Device (VMD) ドメインは以前はソフトリセットされませんでした。その結果、ハードウェアはデバイスを適切に検出して列挙できませんでした。この更新により、特にサーバーをリセットするときや仮想マシンを操作するときに、VMD が有効になっているオペレーティングシステムが NVMe ディスクを正しく認識するようになりました。
Bugzilla:2128610[1]