6.12. SSSD
ローカルユーザーキャッシュ用の shadow-utils
と sss_cache
のインテグレーションが無効化されている
RHEL 9 では、/etc/shadow
などのローカルファイルからユーザー情報を取得し、/etc/groups
からグループ情報を取得する SSSD 暗黙的 files
プロバイダードメインがデフォルトで無効になっていました。ただし、shadow-utils
のインテグレーションは完全に無効化されていなかったため、ローカルユーザーを追加または削除するときに sss_cache
が呼び出されました。不要なキャッシュ更新により、一部のユーザーにパフォーマンスの問題が発生しました。この更新により、shadow-utils
と sss_cache
のインテグレーションが完全に無効化され、不要なキャッシュの更新が原因のパフォーマンスの問題が発生しなくなりました。
Jira:RHEL-56352, Jira:RHELPLAN-100639