8.12. コンパイラーおよび開発ツール
Grafana、PCP、grafana-pcp
では Redis
が Valkey
に置き換えられます。
Redis
キーバリューストアは非推奨となり、RHEL の次のメジャーバージョンでは Valkey
に置き換えられます。その結果、Grafana
、PCP、および grafana-pcp
プラグインは、RHEL 10 では Redis
ではなく Valkey
を使用してデータを保存します。
Jira:RHELDOCS-18207[1]
llvm-doc
の HTML コンテンツが非推奨となる
llvm-doc
パッケージの HTML コンテンツは、今後の RHEL リリースで削除され、llvm.org のオンラインドキュメントを指す単一の HTML ファイルに置き換えられます。ネットワークにアクセスできない llvm-doc
のユーザーは、LLVM ドキュメントにアクセスするための別の方法が必要になります。
Jira:RHELDOCS-19013[1]
Go の FIPS モードの openssl
3.0 で、2048 より小さいサイズのキーが非推奨になりました
2048 ビットより小さい鍵サイズは openssl
3.0 で廃止され、Go の FIPS モードでは機能しなくなりました。
Go の FIPS モードで、一部の PKCS1
v1.5 モードが非推奨になりました
一部の PKCS1
v1.5 モードは、FIPS-140-3
で暗号化が承認されておらず、無効になっています。Go の FIPS モードでは機能しなくなります。
Bugzilla:2092016[1]
32 ビットパッケージが非推奨になりました
32 ビットの multilib パッケージに対するリンクは非推奨になりました。*.i686
パッケージは Red Hat Enterprise Linux 9 のライフサイクル期間中はサポートされ続けますが、RHEL の次のメジャーバージョンでは削除されます。
Jira:RHELDOCS-17917[1]