9.18. サポート性
IBM Power Systems (Little Endian) で sos report
を実行するとタイムアウトする
数百または数千の CPU を搭載した IBM Power Systems (Little Endian) で sos report
コマンドを実行すると、/sys/devices/system/cpu
ディレクトリーの膨大なコンテンツを収集する際のプロセッサープラグインはデフォルトのタイムアウトである 300 秒に達します。回避策として、それに応じてプラグインのタイムアウトを増やします。
- 1 回限りの設定の場合は、次を実行します。
# sos report -k processor.timeout=1800
-
永続的な変更を行うには、
/etc/sos/sos.conf
ファイルの[plugin_options]
セクションを編集します。
[plugin_options] # Specify any plugin options and their values here. These options take the form # plugin_name.option_name = value #rpm.rpmva = off processor.timeout = 1800
値の例は 1800 に設定されています。特定のタイムアウト値は、特定のシステムに大きく依存します。プラグインのタイムアウトを適切に設定するには、次のコマンドを実行して、タイムアウトなしで 1 つのプラグインを収集するために必要な時間を最初に見積もることができます。
# time sos report -o processor -k processor.timeout=0 --batch --build
Bugzilla:1869561[1]